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多和田 葉子

多和田さんの作品は、いつも自分の存在を問いかけている。ご本人が日本にいないこともあって、アイデンティティについて考えることが多いのだろう。今回は、ニューヨーク、ベルリン、日本をリアルタイムでつなぐ話、サハリンにでの話し、会社をやめ母と暮らす話、海に落ち記憶を失う話などいずれも外界を通して自分と向き合うものばかり。小説の表題作ともなっている「海に落とした名前」はそのきわめつけだろう。自分が誰だかわからないのだからこれ以上のものはない。
多和田さんの場合、存在を考えるときに違う場所から違う場所を見ている視点も必須のように思えます。個人的にもこの手の設定は捨てがたいもの。これも地方から都会に出てきた人間の性(さが)でしょうか。さらに言えば、言葉へのこだわり、記憶へのこだわりなども私自身も興味がつきないテーマとして重なってきます。

[本▼▼▼▽▽特盛]
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2007.01.02 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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