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フローベール(生島遼一)

フローベルによって書かれたこの小説は写実主義なのだそうです。たしかに芸術的ではなく現実的な色合いを強く感じます。
物語は百姓の娘として生まれ、開業医に嫁ぐエマという女性の生涯が描かれていきます。やさしい夫シャルルと娘に恵まれたにもかかわらず、彼女の心は満たされないままに抑えきれない衝動が心を乱し続けます。
自分の本来の自由はどこか違うところにあるという気持が消えないままに波乱の一生を終えた女性エマ。
誰にも攻めることのできないエマと同情を禁じえないシャルル。彼らを取り巻き、悪意なく語り陥れることに加担した人たち。一体だれが悪いといえるのでしょう。誰もが少なからず悪く、誰もがさほど悪くないような現実世界を垣間見るようです。
なんともまぁリアルで美しいこと。

[本▼▼▼▼▼]
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2006.12.10 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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