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井阪 紘

もう少し技術をはなれた話があるかと思ったのですが、作曲家とのやりとりはあるものの、技術者として視点の話が多い本でした。技術者というより演奏を再現する職人といったほうがいいかもしれません。 
ショルティとカジョン・カーショウによる『ニーベルングの指輪』やカラヤンとウォルター・レッグ、アルフレッド・ライオン(ルディ・ヴァン・ゲルダー録音)とブルーノートのレコードなどプロデューサーと演奏家は一体であることがよくわかります。プロデューサーは影の立役者として演奏家を支えているのですね。映画のプロデューサーが企画と出資者であることを考えると、音楽はより創作に近いところということのようです。
プロデューサーやエンジニアの役割がジャンルによっても違うんですね。ジャケットやレーベルに名前がクレジットされるかどうかもジャンルによるプロデューサ-の扱いの違いが出ていて面白いですね。ナチュラルな録音を目指すクラシックに対し、ジャズは意図的に作られた音ということになるらしく、ポップスはそれ以上であることはいうまでもありません。言われてみれば当然ですし、どちらがプロデューサーらしいかというと答えはないと。この話がプロデューサーというものの存在価値を言い得ていると思います。
1977年フランスのシャルル・クロにより発表され、翌年エジソンによって「フォノグラム」として実用化された時間を記憶するといわれたレコード。この本を読んだことで音に対して今までと違う聞き方をできそうな気がします。それは音の溝を刻んだ人の思いのようなものでしょうか。

<覚え>
『ショスタコービッチ 交響曲全集11枚組』 ルドルフ・バイシャル指揮WER響
『ニーベルングの指輪-プロデューサーの手記』黒田恭一訳
『ニーベルングの指輪(POCL9943/56)』ショルティ

[本▼▼▼▽▽]
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2006.11.26 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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