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スコット・フィッツジェラルド[村上春樹訳]

名著といわれるものにはそれなりのわけがある。それを自分なりに考えれば、普遍性と多様性にあるような気がする。ここに出てくる人々も、人間の本質的な抱えるさまざまな問題を体現しているし、作品としてはいろいろな読み方もできるようにも思う。
そうは言うもののエンターテイメント作品としての面白さもそなわっている。多くの人に親しまれる理由もわかる気がする。ギャツビーとさほどの関係ない主人公が、友人との間に身を置き、ことの成り行きを語る構成などなかなかミステリアスな趣もある。
ストーリー自体がアメリカ人への教訓のように感じられるところもあり、そういう意味では日本人よりも数段評価が高いのではないのかな。日本人がその尻馬に乗って楽しんでいるようなところも否めないなんていうと愛好者に叱られるでしょうか。あとがきにもありますが、若かりし日の村上春樹にとっても、アメリカへの憧憬を持たせるにたる作品だったのだと思います。
20代で書いたと思うとすごいことですが、ほんの少しフィッツジェラルドの若さが気になる名作でした。

[本▼▼▼▼▽大盛]
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2006.11.23 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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