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中井 久夫

中井さんのエッセイは92年の第1作から数えて7作目になるのだそうです。今まで読んでなかったのが悔やまれるほどにすばらしいものでした。書いた経緯がそれぞれ異なるために統一感に欠けるところもありますが、それを差し引いても余りあるほどの充実したエッセイ集です。
決して片意地張ったところはなく、抑制された言葉であるにもかかわらず、深い思索と教養に裏打ちされた文章は不思議なほどに心をとらえて離しません。
長文エッセイでこの本の中心とも言える「戦争と平和についての観察」と「神谷美恵子さんの「人と読書」をめぐって」はエッセイとは思えないほど読み応えのあるものです。とくに前者は一人でも多くの人に読んでもらいたいと思います。大切なことがたくさん書かれています。ものごとを考えるというのはこういうことなのだろうと思います。
神戸にまつわるエッセイなどでは著者に日常へ向けたやさしいまなざしを感じられて心地よい気分に浸れます。

<覚え>
『宮沢喜一回顧録』岩波書店
『失われた時を求めて』プルースト
『生きがいについて』神谷美恵子


[本▼▼▼▼▽大盛]
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2006.11.19 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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