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有元 利夫、有元 容子、山崎 省三

有元利夫自らが発した言葉を読めるものはそれほどないのではないでしょうか。絵画から感じていたことを本人の言葉と重ねて楽しむのもいいものです。
フレスコ画からの影響は当然あったと思っていましたが、同じぐらいに仏画(平家納経)からの影響も受けていたという話は新鮮な驚きでした。一人の人物を描きこむ静寂な筆使いは確かに仏画に近い。心が落ち着く理由はそのあたりにもあるのかもしれません。ほかにも時間を重ねた古いものに対する憧憬やバロック音楽への思い。ボッティチェリのことなど興味深い話がいくつも出てきます。いずれも作品を鑑賞するのに参考になる話ばかりです。
それにしても、実質10年という短い創作期間にこれほどまでに見るものの心を引き付ける作品を残せたことが信じられないです。最晩年の『出現』を見ていると、もし活動期間が長くなっていれば信教に通ずる世界に近づいたのではという思いさえ抱かせます。
毎年2月に開催されるという小川美術館の有元利夫でに行くのが楽しみです。こんな近くに彼の作品を収蔵している美術館があったことを知りませんでした。灯台下暗しとはこのこと。

[本▼▼▼▼▽]
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2006.10.28 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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