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高山 文彦

子供のころに過ごした故郷を離れて暮らす人は多い。離れた故郷には必ずしも楽しい思い出ばかりでなく、二度と思い出したくない記憶もある。この主人公敬介の心にもわすれてしまいたい記憶ばかりが残る。いたたまれなくなって故郷を後にした。そんな彼のもとになつかしい由紀子から故郷へ誘う手紙が届く。
手紙を手にして列車で向う途中出会う人々との会話を通じて、捨てようとしていた故郷の姿が再び立ち上がってくる。それはまるで運命の糸によって引き戻されていくような感じ。気楽館という映画館にかけられた『ひまわり』に思いをよせるあたりは、ちょっと『ニュー・シネマパラダイス』と重なるようなところもあります。故郷は苦くて甘いところです。そして、切なさがほろ苦さに変わるだけでなく、家族の贖罪を感じていくところがこの本の読みどころかもしれません。
ただ、道が開けるというより、消え入るような気分になっていくのはどういうことでしょう。少し気になりました。

もしや舞台はここ

[本▼▼▼▽▽大盛]
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2006.08.28 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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