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スティーヴン・ギャガン

これはいい映画でした。石油利権を告発するような内容なのですが、突き詰め方が資本主義の構造にまで及んでいるような問題意識に基づいたもので、2時間ぐらいでここまで詰め込んだ思いに敬意を表したいですね。すばらしい。
前作の『トラフィック』も政府と麻薬組織の関係を告発するものでしたが、体制批判の牙もますます磨きがかかってきたようです。たまたま読んでいた柄谷行人の『世界共和国へ』と相通じるところもあり、とても興味深く観ました。
ただ、利害関係者がやたら多く、話が入り組んでいるだけに決してわかりやすい作品ではないと思います。エンターメント性だけで判断すると評価は厳しくなるかもしれません。でもそのわかりにくさが現実を世界を見せられているようで、リアリティをかもし出しているともいえるかもしれません。
頭ではわかっているような気になっている中東世界ですが、映像で見せられてあらためて納得させられたようなところも多くありました。

[映画▼▼▼▼▼]
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2006.08.20 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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