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ティム・オブライエン

タイトルどおりの読後感。どこかのテレビや新聞で語られていることは戦争の一部でしかないことはわかってはいるものの、こういう本を読むと戦争にはこんな現実がつきまとうものなのだということが肌身に沁みてわかる。とくに最近のようにバーチャルな戦争ばかりが目に付く時代には、その実態を手に取るように感じられる。
戦場にいるときだけが戦争ではないし、どこかで知らない誰かが死ぬことだけが戦争でもない。英雄と誇れない死もたくさんある。
近代戦争は憎しみを持たず人を殺せる仕組みを作ったところに大きな変化があると聴いたことがある。戦争をしたくないと願う人が、目的もわからぬままに戦争に行かざるを得ない状況。この状況こそが現代の戦争そのものだと思う。ほんとうの戦争がこの本には書かれている。残酷な描写に頼らない現実的な悪夢が迫ってくる。
その禍根は国家にも個人にも大きな影を落とす。
さすが、ティム・オブライエン。短篇集としてもすばらしい本です。

[本▼▼▼▼▽特盛]

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2006.08.06 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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