上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |

豚の死なない日

ロバート・ニュートン・ペック

少し前の本ですが、先日読んだ「おわりの雪」の巻末で紹介されていたの読んでみました。
「質実の民」をして生きるシェーカー教徒の父子を描いた物語でした。
豚のトサツを生業とする寡黙な父親をもつロバート。
この子がとにかく勤勉で素直でやさしいんですね。
ある日、ロバートは隣家のターナーさんの飼う牝牛エプロンの命を救い、そのお礼として色白の子豚をもらいました。
子豚をピンキーと名づけ大切に育てることに。

ロバートは「質実」を絵に描いたような父親から大人になるために必要なことを学んでいきます。
背中を見て育つというやつですね。
自分自身の父親の姿と重なるところが多くあって、ちょっと子供時代を思い出しながら読みました。

生と死が織り成す人生のありようを静かに伝えてくれるような小説です。
生きていくことの暖かさときびしさをかみ締めながら、自然に寄り添うように暮らした父子の姿が心に染み入ります。

「おわりの雪」と比べると少し教示的ではありましたが、同じようなテイストではあるかな。
出版当時、アメリカで150万部も売れたと言われると、アメリカのもうひとつの側面を見るようです。
スポンサーサイト

2005.02.20 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://slowfish.blog9.fc2.com/tb.php/110-312a4846

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。