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柴田 元幸

柴田元幸氏の書く小説ということで、三省堂店頭あたりではかなり特別の扱いを受けているらしくライキングの上位に入っていた。それでも翻訳家の書く小説であるため読むことをためらっていたところ、川上弘美がえらく評価しているのを見て騙されたと思って読んでみることにした。それは、もしかしたらとてもうつくしい文章を書く人かもしれないという期待から。
読んでみてすぐにわかるのは、作品としてのいろいろな細工もあるものの、基本的には人生の半ばを過ぎた男の揺れ動く気持ちを短篇にしたもの。人生50も過ぎれば先も見えてくるし、幼少時代からの自分の人生を振り返ることも多くなる。
そこに至ってだれしもが自らの人生の価値についてあらためて問い直す。子供たちが巣立った後にもう一度自分自身の生きてきた道を振り返り個に立ち返るということかな。そして、世間を知らず夢でいっぱいだったころのほろ苦い記憶を呼び覚ます。
柴田さんのなつかしい思い出と現実の生活が、夢に見た幻覚のようにあるようなないような世界観をつくりだした短編集でした。

[本▼▼▼▽▽大盛]
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2006.07.08 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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