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吉田 修一

説明的でなく、読者に行間ならぬ文間さえもゆだねてしまいそうな著者の作風はここでも健在。ここに惹かれて、ついつい新作に手を伸ばしてしまう。
今回は11人の女が短篇に登場し、男がその女について語る。女性のタイプこそ違え、いろいろな意味で自由な生き方をしている。男に頼っているようであったり、弱みを持っているようであったりするけど、気がつけば男の手からスルリと抜け出してしまう。ぽつりと取り残された男を尻目に、それぞれの女性はわすれられない存在感だけを残して消えてしまうのです。この消え方は心憎いですねぇ。気がつけば主と従が逆転しているような感覚になってしまうお話。女性のそれを「遊ぶ」といってしまう吉田修一はうますぎます。日常を微妙にアレンジして読ませるところはさすが。
ファンの期待を裏切らない1冊でした。

[本▼▼▼▼▽]


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2006.06.15 | 本  | トラックバック(1) | コメント(2) |

どこにでもいそうな普通の男と、不思議な女たちがでてる、街の臭いと生活を感じさせる、憂いのある11編、好きでした。この作家の、なんていうかな、うきうきした恋じゃなく、情とか愛とか、土の感触、家の臭い、生活を感じるところが、私はいいなーって思います。

2006.07.09 13:51 URL | Bion #J/ROjIUk [ 編集 ]

BIONさん、コメントありがとうございます。
悪く言うと地味なんだけど、いつも細やかな情感がたっぷり描きこまれているんですよね。
なかでもこの本は完成度が高いように思います。
先日近くの書店でサイン会がありましたが、並んでいる人の年齢層が意外に高いのに驚きました。

2006.07.19 22:20 URL | uota #ogz9v/Dw [ 編集 ]












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「女たちは二度遊ぶ」
「並んでまでラーメン食べたいと思う?」 彼女がぽつりとそう言った。 僕が何も答え

2006.08.09 02:07 | COCO2のバスタイム読書

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