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古川 日出男

本が少し大きく、文字も大きい。かなり年配の人を意識した本。もともと人生経験豊かな人には学ぶべきことが多いと感じるほうなので、音楽にしても文学にしても晩年の作品に対する興味は尽きない。
 この小説は、身近な生活に不可思議な気分をのせるところは前作の『日の砦』と同じ。こういう世界を短篇にしてしまう力が作家の力量ということなのかもしれない。作品の内容自体にういては、今回のほうが老人の持つ目を強く感じた。年をとるということはこういうふうに物を見るようになるのかということに気づかされることしばしば。今は想像もしないようない現実世界がそこにあるし、年齢に応じた想像活動もある。古井由吉や黒井千次のような年齢の作家をこれからも読んでいきたい。
それにしても、こういう人が審査員になっている芥川賞作品ってどういう選考がされるのかと思わずにはいられません。芸術的な評価に年齢は関係ないという当たり前の話にどうも思えない。

[本▼▼▼▼▽]
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2006.05.14 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |












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