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古川 日出男

いつものとおりの言い切り小説。ストイックで潔い文体。
ちょっと自意識過剰のかっこよさもそのまま。
今回は都会の現実を象徴するような場面を切り取った短編集。
いずれも自分の存在が消え去るような登場人物を虚構と思えるような背景におく。
ないもの(都市)になくなりそうなもの(人)を重ねてかろうじてそれぞれの存在を感じるような世界観。
薄まれば薄まるほどに存在の意味を感じさせる。そんな小説でした。
ヒリヒリするような痛みを伴いながら疾走していく小説です。著者ならではの生き急ぐような言葉のリズムが休むことをきらい読者を急き立てます。
これをいい小説と断言するには、読み込みが足りないかもしれませんが、著者がこの感覚を実世界に近づけ、抑制を持たせたときに傑作が生れそうな気がします。

[本▼▼▼▼▽]
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2006.05.07 | 本  | トラックバック(1) | コメント(2) |

お久しぶりです。コンバンハ。
わたしはまだ古川日出男の作品がイマイチ掴みきれず、
どうして読ませるのか。どうして魅せられるか。
それをコチラで教えていただけたような心地います。
ありがとうございました。uota教授!
(スミマセン。勝手に。)

2006.07.19 19:43 URL | ましろ #C9/gA75Q [ 編集 ]

ましろさん、こんにちは。
読み方は人様々なので、たまたま感じるところが同じだったのかも。
修行中のへぼ教授です(笑)

2006.07.22 05:46 URL | uota #ogz9v/Dw [ 編集 ]












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ルート350
 バラバラに散らばるいくつもの私。私はそこで新たな私を生み、その言葉は新たな言葉をも生む。どこまでも果てしなく続く、連鎖的な生。そして、言葉が在る。それを放棄するも無視するも、私たち次第というべきもの。そう、つまりは自己責任ということだ。私は古川日出男著

2006.07.19 19:46 | まっしろな気持ち

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