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ヴィム・ヴェンダース

パレスチナから帰国した少女とベトナム戦争を体験した叔父ポールとのロードムービー。いつものヴィム・ヴェンダーステイストがいっぱいの作品でした。
9.11はもとより、アメリカ人の世界に対するスタンスとアイデンティティをお得意のロードムービーにしてみせたというところ。ただ、そのいいたいところがあまりにもわかりやすすぎてちょっと退屈してしまいました。
ここまでアメリカ寄りの映画をつくったことにヴェンダースの人としてのやさしさを感じながらも、過剰な同情に今ひとつ腑に落ちない感も。アメリカへの皮肉というより共感に感じられるのはいかがなものでしょうか。一方、同じ喪失感なら「パリ・テキサス」のほうが普遍性という意味で一枚も2枚も上ではと感じます。
ただ、ほんの少しだけ垣間見れたアメリカへの警告とアメリカの置かれた現実を伝えようとするテーマのうまさと映像や音楽の完成度は、もはや巨匠の域といってまちがいないでしょうね。

[映画▼▼▼▽▽特盛]


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2006.06.03 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) |