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ドナルド・E.ウェストレイク

タイトルがよいですね。
『弱気な死者』と言われると、なんだか死んでまで情けない男の姿が目に浮かぶようで、ついつい手にしてしまいました。
少し読んだ推薦文にはコメディ作品のようなことが書いてあったのですが、コメディというよりも超ゆるゆるのサスペンスといった感じ。
舞台が南米ということもあって、南国ならではの理屈でははかれないザルのようなノリに押し流されていくような読書でした。
どういうわけか生活が行き詰まってしまった夫婦が保険金詐欺を思い立つわけですが、計画的なようでいてぜんぜん詰めなんてない甘さに同情さえしてしまいます。
よくまあこんなことでうまくいくと思ったのかあきれてしまうようなお話。
手助けしてくれる人たちも、一体どこまで本気で考えているのやら。
ミステリーの巨匠が気晴らしに書いた理詰めのサスペンスへのアンチテーゼのような情けなく人間味溢れるストーリー。
なんとも言えない変な満足感を感じさせてくれる本でした。
人間性だけでミステリーとサスペンスを構成するとこうなりますといわれているような話です。
当然、こんな感想でいいのかどうかさえもどうでもよくなってくるわけです(笑)

[本▼▼▼▽▽汁だく]
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2005.09.30 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |

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