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M8(エムエイト)

高嶋 哲夫

この本は、新潟震災が起こる少し前に図書館に予約したもの。
最近もスマトラ沖地震が起こり、地震の怖さはますます身近に感じる。
危険がすぐ近くまで迫っている気がしてならない。

時は、今からほぼ1年後の2005年12月。
元神戸大学の遠山教授と大学院博士課程を終えポストドクターの瀬戸口の二人は首都圏の直下型地震の兆候をつかむ。
予測は的中し、数日後にマグニチュード8の地震が東京を襲うことに。
地下鉄、世田谷の住宅密集、埋立地を結ぶ橋、海底トンネル、ナフサ、LPG、石油などのタンクが次々に破壊されていく。
震災後の都市部で脆弱なインフラが浮き彫りとなっていく。

残念ながら予想された内容を上回るものではなく、予想の範囲内の描写にとどまる。
正直、もう少し身近で具体的な問題を知りたかった。
評判の割には、小説としても決してできのいいものではないように思う。

ただ、地震に対する恐怖は、弥が上にも高まる。
とくに生死ではなく、震災後の最低限の対応に対する心構えができていないことを痛感する。
きっと、これが一番の問題なのだろう。
日本人のもっとも苦手とするリスク管理というやつ。

地球は十数枚の岩の塊(プレート)で覆われている。
日本列島は、なんと東から太平洋プレート、北アメリカプレート、フィリピン海プレート、ユーラシアプレートと4つのプレートの上に乗る。
もう地震の巣の上にいるようなもの。
もっとも危険といわれる静岡を中心とする東海地方は、ユーラシアプレートの下にフィリピン海プレードがもぐりこむ。
東京を含む関東は北アメリカプレートの上にあり、太平洋プレートがその下に入り込んでいる。
関東を襲うマグニチュード8以上の地震は200年に一度と言われている。
1703年の元禄大震災、1923年の関東大震災...
もう、いつ起こってもおかしくはない状況というのはよく言われる話。

昭和56年の新耐震設計法の基準が現状で妥当といわれるもので、昭和46年以前の建物はかなり地震に対して危険なのだそうだ。

もう、こうしてはいられない。
アウトドアザックにテントとシュラフに水と食料、ラジオなどを詰め込んでおこう。
せめて2週間ぐらいの屋外生活には耐えられるように。

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2005.01.10 | 本  | トラックバック(0) | コメント(0) |