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列車に乗った男

パトリス・ルコント

パトリス・ルコントはいつも新作が楽しみな監督の一人です。

ニヒルで奔放なミランはある街で列車を降り、偶然出会った孤独な大学教授マネスキエの家に宿を取ることに。
対照的な生き方をする中年男ミランと老人マネスキエは、話し込むうちにお互いの生き方にあこがれを抱き始める。

人は誰しも自分にないものを欲しがるってことですね。
それをこれほどまでにうまく料理してみせてしまうところがルコント監督ならではの業でしょうか。
タイトルも音楽もシナリオも過不足のない絶妙のバランス。
途中はルコント流のユーモアもたっぷりでニヤニヤしながら楽しんでましたが、最後はそれぞれのタイプの生き方のよさをきっちり見せられたようで締まったエンディングになっていました。
男の生き方を余韻を残して感じさせられる渋い味わいの作品でした。
すべての男たちに送るオマージュってところでしょうか。
自分の人生も捨てたものじゃないな、なんて思ってしまいますね(笑
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2004.10.10 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) |