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ONE TAKE ONLY

オキサイド・パン

バンコクの裏社会に暮らす人たち
ギャングにあこがれる青年バンと、娼婦の少女ソムの物語
どこかで観た覚えのあるような設定のストーリーが続くのですが、オキサイド・パン監督の荒削りながらも他では得られない独特の味わいが作品全体を覆っています
バイオレンス色は強いのですが、不思議な落ち着きを併せ持つような作風とでも言うのでしょうか
見方によってはプラトニックな青春映画にさえ思えてしまうから不思議です
これをうまく言葉で表せないのは歯がゆいのですが、そんな映画です
とくに麻薬の運び屋になってからの終盤はなかなか新鮮でした
ストーリー展開そのものよりも描き方のほうに魅力を感じます
映像のはしばしに監督のオリジナリティを感じます
とくに最後のところでバンがどうしてよいかわからなくなり車でさまようあたりは秀逸でした
この監督ならではの切ない世界感はなかなか魅惑的かも
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2004.07.01 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) |